なぜ現状の外側にゴールを設定しなければならないのか(沼田慶幸×角井雅子)
AlmeidaによるPixabayからの画像

*この記事はFacebook Liveにて開催されている。角井雅子コーチのコーチとの対談配信の一部を文字起こし、整文したものです。本編を視聴したい方はyoutubeの「Tsunoiチャンネル」にアーカイヴが残っているのでご視聴ください。2022年11月9日Live配信。

*この記事は5分ほどで読めます

角井 こんばんは角井雅子です。 

沼田 こんばんは沼田慶幸です 。

角井 本日はですね沼田慶幸コーチをお招きしてライブをお送りしたいと思います。私の方からですね沼田コーチの紹介をさせていただきたいと思います。沼田コーチは、大学時代に苫米地英人博士の書籍を読まれてPX2を受講されました。大学を卒業後に就職をするも半年で退職されてコーチの道を目指します。コーチングの資格を取得するためにもお金がなかったということでFX、仮想通貨トレーダーに転身されて、2年後リバティーコーチングの田島コーチのもとで苫米地式コーチング認定コーチとタイスコーチの資格を取得されました。その後続けてPX2のファシリテーターの資格も取得されていらっしゃいます。現在はトレーダー兼トレード講師、そしてWebエンジニアとして活動しつつコーチとしてコーチング並びにセルフコーチングの普及活動を行われていらっしゃいます。今日は沼田コーチに「なぜ現状の外側にゴールを設定しなければならないのか」というお話をお伺いしていきたいと思います。本日のライブを聴いてくださることでなぜタイスコーチングや苫米地式コーチングを広めることが戦争や差別をなくすことにつながるかがわかって、そして誰でも聞くだけでちょっとだけ世界を平和にできます! 

沼田 よろしくお願いします。 

角井 それでは沼田コーチご挨拶をお願いできればと思います。 

沼田 苫米地式認定コーチの沼田慶幸です。昨日おめでたいことに31歳になりました。 

角井 31歳!すごい!いいですね。 

沼田 雅子さんには、この間ミーティングした時に32歳になりますって言ってたんですよね。 

角井 ホントに!? 

沼田 はい(笑)本当はすごい間違ってました。 

角井 もう頭が一年未来に飛んでたんですね(笑)。 

沼田 飛んでましたね(笑)。未来思考が行きすぎちゃって。 

角井 (笑)。おめでとうございます今年も最高の年になりますね。 

沼田 そうですね。先に一年いっちゃてるから。 

角井 はい、お誕生日でした。 

沼田 じゃあ本題の方に入っていきますね。 

現状のままのゴールの方がいい時もある 

角井 そうですねじゃあ「なぜ現状の外側にゴールを設定しなければならないのか」、のお話を伺っていきたいと思います。 

沼田 はい。わかりました。 「なぜ現状の外側にゴールを設定しなければならないのか」、というのが苫米地式やタイス式の原理原則だと思います。(それを聞くと)ゴールを現状の外側に設定しようってみんな思っちゃうんですけど現状のままのゴールの方がいい時もありますよね。 

角井 はい。 

沼田 例えばですねこれは苫米地博士が動画で喋っていたことなんですけど、「もうすぐ死にそうなおばあちゃんで、すごく般若心経を信じて何十年もお経を唱えているおばあちゃんがいたとして、その人に般若心経は本当はズタボロに間違っているんだよって言っていいのか」という話があったんです。それに対して博士は「それは現状維持のままで、そのままでいいんだよ」と言っていて。 

角井 うん。 

沼田 このように原理原則では現状の外側にゴールを設定しなきゃいけないとなっているのに、実は例外があるんですよね。 

角井 例外がある? 

沼田 はい。そこに矛盾があるわけじゃないですか現状のままでもいいっていうゴールもあれば現状の外側に設定しなければいけないっていうゴールもある。でその矛盾をしっかりなぜ矛盾しているのかっていうのを理解しておかないと、間違ったゴールを現状の外側に設定してしまったり、現状の外側に設定しなければいけないものを現状のままのゴールにしてしまったりといったことが起きてしまうんですよね。セルフコーチングやコーチングをやっていてもクライアントさんに必要な現状維持でいいゴールを現状の外側に持ってっちゃったりとか、またその逆もあるわけですよ。 

角井 うん。 

沼田 それがわかっいてないと変な方向にセルフコーチングやコーチングが進んじゃうのでよくないですよねっていう話をしました。この話をちょっと頭の片隅に置いといてほしいです。例外があるよって。 

角井 はい。 

沼田 これから話すことを聞いていただくとその矛盾が解けてだんだんわかるようになってくるのでどうぞよろしくお願いします。ちょっと話が変わるんですけど私が学生時代にドイツに行った話をさせてもらいます。 

道具的理性と批判的理性 

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