今一歩がでない人にお届けするマインドの使い方(大嶋陽介×角井雅子)
Brian MerrillによるPixabayからの画像

※この記事はFacebook Liveにて開催されている角井雅子コーチの対談配信の一部を文字起こし、整文したものです。本編を視聴したい方はyoutubeの「Tsunoiチャンネル」にアーカイブが残っているのでご視聴ください。

2023年2月7日配信

角井 こんばんは角井雅子です。 

大嶋 こんばんは大嶋陽介です。 

角井 今晩は、大嶋コーチをお招きしてライブをお送りしたいと思います。私の方から大嶋コーチのご紹介をさせていただきたいと思います。大嶋コーチは苫米地式コーチング認定コーチでいらっしゃいます。そしてパフォーマンスエンハンスメントコーチング認定コーチ、通称タイスコーチでもいらっしゃいます。さらにコグニティブコーポレートコーチングプログラム、「CCCP」こちらは組織向けのプログラムですけれどもこちらの講師もされていらっしゃいます。そしてIAM、インターブレインアクティベーションメソッドの研修生でもいらっしゃいます。 

大嶋 はい。 

角井 今日は大嶋コーチに「今一歩がでない人にお届けするマインドの使い方」というお話をしていただきたいと思います。今日のライブをご覧いただくことで自分の「脳の使い方の癖」がわかる。そして行動の障害が低くなって一歩が出やすくなります。ということでですね大嶋コーチにお話をしていただこうと思っておりますけれども。それでは大嶋コーチにご挨拶をしていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 

大嶋 お願いします。皆様あらためましてこんばんは大嶋陽介と言います。今日はですね私は仙台に住んでいますので仙台の方から今日は角井コーチの依頼を受けて参加させていただいてます(笑)。よろしくお願いします。 

角井 よろしくおねがいします。それではぜひ始めていただきましょうか。「今一歩がでない人にお届けするマインドの使い方」ですねお願いします。 

大嶋 では私の方からお話をさせていただきます。時間の関係上ですね途中で話が止まってしまうと困るので先に流れの方だけ簡単に説明します。まず「どうやったらいいか」という結論の方だけ先に話します。次に逆に「うまくいっていない人はどういう状態なのか」ということを説明します。その後ですね「何でうまくいかない状況になってしまっているのか」の理由について、そして最後に「じゃあどうやったらいいのか」ということの4つですね、この流れでお話の方をしていきたいと思います。 

角井 はい。 

大嶋 最初はですね簡単に結論付けて要点だけ説明していって、後からそれぞれについて少し深堀しながらお話していきます。 

角井 はい、よろしくお願いします。 

行動は感覚でしている

大嶋 では本題に入ります。「今一歩をだすために何をしたらいいか」ということなんですけど、これは本当にすごく簡単で「思ったままに自分の思うままに行動を起こす」。そして行動を起こす時にほんのちょっとだけやるというのが動かしやすい方法です。 

角井 はい。 

大嶋 感覚、思う通りっていうのは自分の感覚に従って行動を起こすということなんですね。逆に言うと一歩が出ない人の特徴というのはちょっと失礼な言い方になりますけれども「感覚、思った通り」ではなくて「考えた通り」つまり思考を使っているんですね。 

角井 思考? 

大嶋 思考。考えて行動しようと思うので行動ができないんです。 

角井 ほー考えて。 

大嶋 はい。っていうのがこれ理由がちゃんとあるんですけど脳っていうのはざっくりわけると3つの大事なものを扱っているんですね。 

角井 3つ。 

大嶋 1つ目は「思考」、2つ目は「感情」、3つ目は「感覚」なんですね。 

角井 はい。 

大嶋 「脳の三重構造」って言われていてポール・マクリーン博士という方が提唱しているものなんですね。この三つを上手に使いこなしている人、バランスよく使っている人が健康でありかつパフォーマンスも高い人たちなんですね。 

角井 なるほど。 

大嶋 反して、思考を使ってしまっている人が行動がうまくいかない理由は行動は感覚でしているからなんです。考えます、思考するでいろいろな選択肢があってこれをやろうって思うんですけど、最終的に動いているのは体であってそれは全部感覚なんですね。例えばですけど身体操作をメインにする仕事をしている方例えばスポーツ選手ですとかあとは音楽家、作家さん芸術家の皆さんとか体を動かすパフォーマンス重視の方たちっていうのはやっぱり思考を介してないんですね。やっている最中はすべて感覚で動かしていく。これが思考が入ってしまうと迷いが生じてしまうのでどうしてもパフォーマンスが思った通りのものが出ないっていうのがあるんですね。 

角井 なるほど。 

思考せざるを得ない環境ができている

大嶋 なので感覚を使って思った通りに行動していきましょうっていうことなんです。ではなぜ思考で動いてしまおうとしているのかというと才能がないとかモチベーションが低いとか一切関係ないんですね。純粋にこの現代社会っていうのが情報を強制的に浴びせられて、思考せざるを得ない環境っていうのができてると思うんですよ。 

角井 うん。 

大嶋 例えば本当に山奥に住んでる方でも多分通信はちゃんと繋がっているので色々情報を得るわけですよね。例えばSNSとかを色々眺めるわけですよね。それでいいとか悪いとか判断していると思うんですけど、この見てる時間ずっと思考が働いているんですね。 

角井 うん。 

大嶋 思考は基本的に「脳内の情報処理」なので情報が入ってきてしまうともうその時点で思考が働いてしまうんですよね。言ってしまえば朝から晩まで常に思考が働かされている状態で私たちは生活している、そういうケースが多いと思うんですね。 

角井 なるほどね。 

大嶋 なので私も正直コーチングを学んで、コーチになるまではやっぱり脳っていうのは思考するものだと思っていたんですね。 

角井 はい。 

大嶋 だから感情とか感覚とかって認識になかったんですよね。 

角井 なるほどね。 

思考から感覚にスイッチングする

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