大嶋 で色々こう勉強していってその過程で私は今そのクライアント様の間脳の調子を上げる、間脳を活性化させて心身の不調を取り除いていくIAMの治療家として活動しているんですけど。 

角井 はい。 

大嶋 来るクライアントさん来るクライアントさんみんな「考えすぎ」の人が多いんですよ。 

角井 そっか考えすぎなのね。 

大嶋 でもこれも仕方ない部分もあるじゃないですか。「ただでさえ思考が働いてる中でさらにもっと考えないといけないような環境に置かれていたら誰でも支障をきたすだろうな」っていうのが僕の治療家としての受け止め方なんですね。 

角井 なるほどね。 

大嶋 ではなにをしないといけないかということなんですけど、それは簡単に言うと先ほども言ったように「思考」「感情」「感覚」っていう風なところでスイッチングをする必要があるんですね。 

角井 スイッチング。 

大嶋 「思考」から「感覚」にスイッチングするっていう。ちゃんと切り替わるようになってるんですよ。特徴として3つ一編に全部活動するっていうことがないんですね。思考が働くと感情と感覚は静まっていって、逆に感覚が活性化する、活動量が大きくなると感情思考が落ち着いていく。 

角井 うん。 

大嶋 私事でお恥ずかしいんですけど嫁と喧嘩になると感情的になられるわけですよ。そうするともう理論が全く通じないっていうなんでしょう、ただ単に一方的にやられてしまうみたいな(笑)。 

角井 やられちゃう方なんですね(笑)。 

ちょっと手の甲を触ってみてほしい

大嶋 はい(笑)。でもそういうことなんですね。なのでスイッチングしましょうとじゃあ何をしたらいいのかっていう話なんですけど、3つあります。他にもたくさんあるんですけど一応私の中では3つと捉えて、まず一つ目、一応コーチなのでコーチングを受けていただくこと。 

角井 一つめコーチングを受けていただく。 

大嶋 はい。あともう一つは私の治療を受けていただくっていうのも一つの手です。これは後で説明します。最後は「モーダルチャンネル」といってこれは今すぐできるやり方ですね。モーダルチャンネル自体を説明すると時間がなくなってしまうので簡単に、皆さんもし両手が空いていたらちょっとやっていただきたいことがあるんですけど、 

角井 はい。 

大嶋 まず左手を握って、右手パーでちょっと手の甲を触ってほしいんですね。人それぞれ感触はバラバラだと思います。「指がザラザラしている」、「甲がザラザラ」とか「なんかくすぐったい」とか「気持ち悪いな」とかなんか色々あると思うんですけど。次に一回手を離していただいて今度は手の甲を軽く叩いてみてほしいんですよ。これ当たり前ですけど皆さん感覚違うじゃないですか。触った時と叩いた時とでさらに言うとこの叩いた時の衝撃っていうのはちゃんと顔の皮膚にも空気の振動で伝わっていたりあとは上腕の筋肉の動きがさっきより速くなっていたりとかいろんなことが起こっているんですね。で思考から感覚に脳内のスイッチングをする時に一番重要なのは「内側を見るか外側を見るかの違い」なんですよ。 

角井 内側をみるか外側を見るかの違い。 

大嶋 感覚っていうのは「自分の内側に起こっていることを確かめる事」なんですね。さっきの触った時の感触、これ自分の体の内側で感じ取ったことなんですね。ただ自分の今の気持ちはどうなっているんだろうかっていうのも言ってしまえば自分の内側なのでそういう風に切り替えていくっていうことをやっていくと体感が湧いてくるんですね。「思考を使ってる時の自分」と「体の感覚を確かめてるときの自分」っていうので。もちろんこれ一回やっただけで、すぐにスイッチができるかというとそんなことはないですね。そんなに甘くはないというか。ずっと感覚を使っていない人は特に「なにもわからない」っていう人もいるんですよ。 

角井 最初はそうかもしれませんね。 

大嶋 はいそうなんです。そこでこれを繰り返していくことによって段々その体感値、「こういうことかな」っていうのに気づき始めます。 

角井 なるほど。 

大嶋 そうなると切り替えが上手くできてる証拠っていうことですね。 

角井 なるほどスイッチがそうになって切り替えるっていうことで、先ほど(配信のコメント欄で視聴者が)トレーニングを毎日繰り返すって言ってましたけどそういうのでスイッチングができるようになっていくって事なんでしょうか。 

大嶋 はい。 

角井 何かが優位になってると他のがちょっと下がっていってということですね。なのでこのスイッチングが必要ですよ。で内側を感じることっていうところでしょうか。 

大嶋 はい。 

角井 ありがとうございます。それでは続きをお願いしたいと思います。

感覚優位という状態

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